優先席のマナー

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Days

自分の了見の狭さを思い知らされる出来事がありました。

身重の女性と電車に乗った時のこと。




女性は妊娠して2ヶ月程度。

まだお腹は目立たないが、一番安静にしていなければいけない時期だそうです。

そんなことも今まで知らなかった。

電車に乗ったのは、午後9時頃。

比較的混雑する時間帯です。

「優先席」の実情

車両の席は埋まっており、2人で優先席の前に立っていました。

よく見てみると、優先席に座っているのは若いサラリーマンや大きなスーツケースを携えた外国人、一般女性と、新聞を広げたおじさん。

僕も、優先席でも空いていれば座るタイプの人種だったし、

「もし妊婦さんや怪我をした人、高齢者がきたら譲ればいい」と考えていました。

しかし、目の前のその席は5人がけシート。

中途半端に間隔を空けてそれぞれが座っているので、4人しか座っていないのに、もう一人入るスペースがありません。

目の前に若い妊婦が来ても、見た目に特徴はないので気づきません。

もちろん誰も、席を譲ってはくれませんでした。

この時、僕は憤りとともに、今までの自分の行いをとても情けなく感じました。

 

「主観」で決めつけてはいけない

障害やハンデがある人、優先席を必要とする人が

必ずしも声をあげるとは限りません。

その事実に、僕も含めあまりにも理解が及んでいません。

「優先席が必要な人なら主張する」、「見た目でわかる」という決めつけが

すでに自分に都合のいい判断でしかないことに気づかされました。

女性は、「お腹に赤ちゃんがいます」というマタニティマークのキーホルダーをバッグにつけています。

しかし、それがよく見えるようにはつけていません。

「もっと見えるようにつけないと意味がないんじゃないの?」と聞いたら

「これをみてわざと押してくるような人もいるんだって」と言っていました。

背筋が凍るような話です。

妊婦だとわかって、あえて攻撃を仕掛けてくる人間がいるんです。

とても、同じ血の通った人間とは思えません。

しかしそんな人間の存在が手助けを必要としている人たちの主張を遮っていることもまた事実です。

それを聞いた時、「優先席は、空けておかなければいけない」と強く感じました。

 

自己防衛を

僕は結論として、「公共の交通手段になるべく頼らない」という答えを出しました。

ハンデがあることを主張し、理不尽なことや軽視、不理解と戦う道もありますが

絶対に分かり合えない人は存在します。

そして、不特定多数になるほど、そういった人との遭遇の可能性は高まります。

分かり合えない人と議論しようとしたらキリがありません。

そこで磨耗するよりも

ハンデがある期間だけでも自分と外界の接触をなるべく小さくして、磨耗する機会を減らす方が賢明です。

なるべく自家用車を使用したり、外出頻度を減らすだけでも違います。

文字通り命がけです。

プライドや意地で戦ってる場合じゃありません。

でも、そこに周りの人たちのほんの少しの思いやりや心配りがあることで

ずっと生きやすくなる人がいることを、忘れずにいてください。

僕も、思いやりを持って生活することを心がけようと思います。

 







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